オレサマオマエマルカジリ…「真・女神転生」シリーズを簡単解説!

オレサマオマエマルカジリ…「真・女神転生」シリーズを簡単解説!
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突如崩壊する日常。
襲い来る無数の「悪魔」。なすすべなく殺されていく人間…。
そんな世界で「悪魔」や「天使」を相手に戦いを強いられる主人公たちは、やがて世界の行く末を決める選択を迫られる…!!!

それこそが「真・女神転生」!
原作は1986年発売のSF小説『デジタル・デビル・ストーリー』の一作目『女神転生』。
この小説を中心としたメディアミックス展開が当時行われており、ファミコンでのゲーム化から発展してスーパーファミコンで「真・女神転生」が発売されました。
それから「メガテン」の長い歴史が始まります。
「メガテン」の続編はもちろん、「ペルソナ」や「デビルサバイバー」といった派生作品まで制作され、全体像は非常に複雑化しています。
その全てを一挙に理解するのは中々骨が折れますので、今回は「真・女神転生」に絞って、作品自体や作品間の関係性について解説していきます。
「メガテン」のゲームだけでもナンバリングが5作、外伝が3作とてんこ盛り!

「真・女神転生」全タイトル

とりあえず全タイトルを列挙。
個々のリンクはそれぞれの作品のかんたん解説に飛べますよ!

ナンバリングタイトル

真・女神転生(スーパーファミコン、1992年10月30日発売)

真・女神転生Ⅱ(スーパーファミコン、1994年3月18日発売)

真・女神転生Ⅲ-NOCTURN(PS2、2003年2月20日発売)

真・女神転生Ⅳ(3DS、2013年5月23日発売)

真・女神転生Ⅳ FINAL(3DS、2016年2月10日発売)

外伝タイトル

真・女神転生if…(スーパーファミコン、1994年10月発売)

真・女神転生NINE(Xbox、2002年12月26日発売)

真・女神転生 STRANGE JOURNEY(DS、2009年10月8日発売)

真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY(3DS、2017年10月26日発売)

「真・女神転生」全作品の関係性


画像の通り、「メガテン」は大きく4つのユニバースに分けることが出来ます。
一つ目のユニバースには、
「真・女神転生」、「真・女神転生Ⅱ」、「真・女神転生if…」、「真・女神転生NINE」が含まれます。ちなみに東京大破壊が起きなかった分岐の先には、デビルサマナーシリーズが続くことになります。
二つ目のユニバースには、
「真・女神転生Ⅳ」、「真・女神転生Ⅳ FINAL」が含まれます。
「真・女神転生Ⅲ」と「真・女神転生SJ」はそれぞれ独立した世界観でストーリーが展開します。

基本的な作品間の関係性は以上の通りで、割とすっきりしている?かもしれません。
しかし今回は触れませんが、メガテンシリーズはこれ以外にも細かい作品がいくつかあり(IMAGINEとか20XXとか儀典とか…)、またゲーム以外の作品も加えると結構複雑に。
とはいえ、上で述べた関係性が分かっていればそれで十分理解したといって良いんじゃないでしょうか。

以降では、各作品について簡単に触れていきます。

真・女神転生(スーパーファミコン、1992年10月30日発売)

199X年、東京・吉祥寺。
ある日、主人公は不思議な夢を見る。
磔にされる少年、虐げられる少年、磔にされ生贄に捧げられようとしている少女…。
何かを暗示するかのような不思議な夢から目を覚ますと井の頭公園で女子高生の殺人事件が起こったと言う。
休日の街中を探索する主人公はあちこちに非常線が張られ、犯人の捜索が続いているのを目にする。
街には神話や伝説の中でのみ登場する筈の悪魔が出没し始める。

記念すべき「真・女神転生」第一作!
それまでのゲームとは異なる重厚な世界観、独特なシステムなど非常に革新的な作品です。
スーパーファミコンで発売されましたが、その後もプレステやゲームボーイアドバンスなど様々な機種に移植されました。
現在プレイしようと考えている方は、任天堂のバーチャルコンソールかPSアーカイブスが手を出しやすいかと思います。

東京の吉祥寺から物語が始まるのですが、昔近くに住んでいたことがあるので、なんとなく現実味がありましたねー。

真・女神転生Ⅱ(スーパーファミコン、1994年3月18日発売)

202X年に発生した大洪水を逃れた人々は、水没した東京に建てられたカテドラルで共同社会を築き、生活していた。
やがてその場所は「TOKYOミレニアム」と呼ばれるようになり、メシア教徒で構成される統治組織・通称「センター」に管理されるようになった。

「真・女神転生」の続編。
前作では現実の日常を下地にした終末世界を描いていましたが、今作ではかなり未来的で、科学技術が発展したSF感のある世界が舞台となっています。
舞台の雰囲気は変わりましたが、「メガテン」独特の空気感はしっかりと漂っています。

現在プレイしようと考えている方は、「真・女神転生」同様任天堂のバーチャルコンソールかPSアーカイブスが手を出しやすいかと思います。

真・女神転生Ⅲ-NOCTURN(PS2、2003年2月20日発売)

「東京が死んで、僕が生まれた」
200X年。都内の高校に通う主人公の少年、新田勇、橘千晶の3人は、入院している担任の高尾祐子のお見舞いに行く約束をしていた。
病院へ向かう電車の中で少年は奇妙な夢を見る。やがて世界が滅び、その終わりを少年が生き抜いて行くという不思議なメッセージ。
電車の到着アナウンスで夢から目覚めた少年は「新宿衛生病院」へと向かう。

これまでの戦闘システムが大幅に変更され、「プレスターンバトルシステム」となりました。
このシステムは後のメガテンシリーズのスタンダードとなっていきます。
またハードがプレステ2になったことでモデリングが3Dに変更されており、生々しく動く「悪魔」の姿を楽しめます。

2004年には、新ボスなどの追加要素を加えた『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス』が発売されました。
さらに2008年、マニアクスの一部のデータが差し替えられた『真・女神転生III-NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』が『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』の初回版に付属する形で発売されました。
その後リメイクや移植などは現在まで行われていないので、今プレイしようとすると中々入手するのが難しい作品でもあります。

真・女神転生Ⅳ(3DS、2013年5月23日発売)

グレゴリ歴1492年。東のミカド国に住むフリンはある日、二人の少年と一人の少女に出会う奇妙な夢を見た。
夢から覚めると、幼馴染とともにミカド国に伝わる「ガントレットの儀式」を受け、サムライ衆の一員となる。
フリンと同じくサムライ衆になった者の中には、夢で会った二人の少年の姿があった。
そしてフリンの日常は非日常へと大きく変わっていく。

ニンテンドー3DSで発売されたナンバリング四作目!
悪魔のデザインは2次元ですが、ニンテンドー3DSゆえの3D機能も活きています。
悪魔の話をすると、一部悪魔のデザイナーが外注になっており、世界観からかなり浮いたものになってしまっているのは残念なところ…。
3Dモデリングに落とし込むのであれば外注であっても良いんですが、2次元の「絵」なので個々のデザイナーの色があまりにも出過ぎてしまっています。

本作はメインキャラクターにボイスが用意されており、メガテンとしては新しい試みでした。
ナビゲーションキャラに「バロウズ」というキャラクターがいるのですが、このキャラの声優が甲斐田裕子さんという個人的に好きな女性声優トップ3に入る方だったのでプレイ中は常にイヤホンを付けて楽しみましたw
バロウズこそがヒロイン!これは多くのプレイ済みの方から賛同いただけるのではないかと…。

任天堂の現行携帯機で発売されていますので、今からプレイしようと思われた方は苦労せず手に入れられるかと思います。

真・女神転生Ⅳ FINAL(3DS、2016年2月10日発売)

203X年(作中は2038年)、閉鎖空間・東京。
東のミカド国から降りてきたサムライ衆の一人、フリンの活躍によって八部連合阿修羅会、ガイア教団といった東京を支配していた勢力を壊滅し、フリンは「希望の星」と呼ばれるようになっていた。
しかし、同時期に悪魔王ルシファーと大天使メルカバーが現世に降臨し、東京を舞台に最終戦争を繰り広げようとしていた。

「真・女神転生Ⅳ」の続編、というわけではなく、「Ⅳ」終盤から分岐した世界が舞台となっています。
メガテンらしく退廃した世界の中で、悪魔に脅かされながら生きていく人間を描いているのですが、主人公が孤独ではなく、多くの人との繋がりの中で「答え」を導き出していくという、むしろ「ペルソナ」に近いストーリー展開を見せます。
仲魔だけでなく多くの仲「間」と共に物語を進めていくゲーム体験は新鮮で、メガテンとしてこうした雰囲気を楽しめるのは新しかったです。

個人的にはバロウズ不足に耐えねばなりませんでしたが、「ノゾミ」というキャラの声を担当されている園崎未恵さんもまた私の好きな女性声優さんでしたので心地よくプレイできたのでした。

真・女神転生if…(スーパーファミコン、1994年10月発売)

退屈な授業を居眠りで過ごし、放課後にクラスメートに起こされた主人公。
いつも同じことを繰り返すだけの日々だと思われたが、突然の大地震が学校を襲った。

「Ⅰ」と「Ⅱ」では壮大な世界観の物語が描かれていましたが、今作は魔界に堕したとある学校という狭い舞台で物語が描かれるのが特徴。
学生たちの物語という点で後のペルソナシリーズの原点となったゲームとしても認識されています。
ストーリー展開は4人いるパートナー候補の中から誰を選ぶかによって変化し、まさに「if」の物語を楽しむことが出来ます。

メガテンⅠ・Ⅱと同じく現在プレイしやすいのは任天堂のバーチャルコンソールかPSアーカイブスですね。

真・女神転生NINE(Xbox、2002年12月26日発売)

202X年、東京。
ICBMの惨禍を辛うじて生き延びた人々は、地下都市で生活を送っていた。
その苦しい現実からの逃避のため、人々は中央管理局の用意した仮想空間、「イデアスペース」へのダイブにのめり込んでいった。

ネットワーク対応を謳って発売された意欲作でしたが、残念ながらネットワーク対応はなされず、そもそもの難度の高さからあまり話題に挙がることは少ない作品です。
本作で出来なかったネットワーク対応は、後にオンラインゲームの『真・女神転生IMAGINE』で実現することになります。

ちなみにNINEとは、9番目という意味ではなく、本作のLAW、NEWTRAL、CHAOSとLIGHT、NEWTRAL、DARKという二つの属性の組み合わせの数を意味しています。
そして本作の「イデアスペース」には9つの都市が登場し、それぞれ上の属性の組み合わせがイメージされています。

真・女神転生 STRANGE JOURNEY(DS、2009年10月8日発売)

21世紀初頭に地球が70億ほどの人間を抱えた頃、あらゆる物を分子崩壊させながら巨大化する亜空間が南極に突如出現し、人類は消滅の危機に立たされていた。
国連はこの亜空間を「シュバルツバース」と名付けて対策機関を設立し、民間人がパニックにならないよう非公表で問題解決を図るが、人智の及ばないその存在に対策法はおろか調査もままならない状況であった。

メガテンの中でも際立って硬派で、尖った世界観を持った作品だなーというのが私の感想ですね。
本当に悪魔は容赦なく、人間などどれだけ武装しても太刀打ちできないんだという無力感を感じさせます。
携帯機での発売ということでステージギミックや戦闘が軟化するのではと当初は心配していたのですが、全くそんなことはなく、相変わらず「死んで覚える」スタイルは健在です。

個人的にはメガテンシリーズの中でも1、2を争うほどにドはまりした作品です。
DSということもあって、当時はいつでも持ち歩いて暇なときにプレイしてましたねー。

真・女神転生 DEEP STRANGE JOURNEY(3DS、2017年10月26日発売)

『真・女神転生 STRANGE JOURNEY』の8年越しのリメイク版。
元々がナンバリング以上にメガテンらしい硬派で容赦ない作品でしたが、さらに“DEEP”になって3DSに帰ってきました!
時の経過が功を奏し、システム周りはより取っつきやすくなったため、変なストレスを感じることなくメガテンらしい歯ごたえを味わえるようにブラッシュアップされています。

本作の目玉は新キャラ「アレックス」と彼女にまつわる新シナリオ。
全体のストーリーは旧作と基本的に変化はありませんが、彼女が関わることでエンディングにも新たな展開が待ち受けています。あくまで『STRANGE JOURNEY』を下地に、その上に追加要素を載せているため、あまり意外性があるわけではありませんが、旧作の“旅の終わり”のその先の可能性(希望があるとは限らない)が示されているのが個人的には嬉しいところ。

最後に

「神」と「悪魔」と「人間」が織りなす退廃的な世界観を描いた「真・女神転生」。
非常に多くの作品がありますが、まずは気になったものを手に取られると良いかと思います。
全ての作品が独立しているというわけではありますが、本筋のストーリーはどれも単独で完結しますので、その辺の心配はいりません。

また「真・女神転生」25周年の2017年に、シリーズ最新作「真・女神転生Ⅴ」の制作が発表されました!
「メガテン5」は現時点では、ニンテンドーSwitchでの発売が決定しており、メガテン初のHD作品となります。
どういった内容になるのか?他の作品とつながりはあるのか?興味は尽きませんが、続報を待ちたいと思います!

最新作のpvはこちら↓↓

 

さらに2018年1月22日にはスマホ用の完全新作『Dx2 真・女神転生 リベレーションズ』が配信開始されました!
こちらはまだ公開されているシナリオが少ないので、もう少しストーリーが進んだタイミングで解説を追加したいと思います。

オープニングムービーはこちら↓↓

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