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時は戻らぬ、死を想え「ペルソナ3シリーズ」を簡単解説!

時は戻らぬ、死を想え「ペルソナ3シリーズ」を簡単解説!
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以前、「ペルソナ」シリーズについて全体を概観する解説記事を書きましたが、今回はもう少し掘り下げて、「ペルソナ3」に焦点を当てていきたいと思います。
元々は2006年に発売されたPS2用ゲームですが、「ペルソナ4」がゲーム・アニメ共に人気を博した影響で再度注目を集め始めました。
2013年からは全4作の劇場アニメ版も制作されるなど人気が再燃!
これから「ぺルソナ3」の世界に飛び込みたいと考えている方向けに、ここでは「ペルソナ3」関連のゲーム、アニメの個々を解説し、また作品間の関係性についてもまとめていきます。

「ペルソナ」シリーズの全ナンバリング作についてはこちらでまとめています。
「ペルソナ4」シリーズについてはこちらで。
「ペルソナ5」シリーズについてはこちらで。

ゲームからアニメまで!「ペルソナ3」関連作品一覧!

ゲーム作品

ペルソナ3(PS2、2006年07月13日発売)

ペルソナ3FES(PS2、2007年04月19日発売)

ペルソナ3ポータブル(PSP、2009年11月01日発売)

ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(PS3、XBOX360、2012年07月26日発売)

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(PS3、2014年08月28日発売)

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス(ニンテンドー3DS、2014年06月05日発売)

ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト(PS4/PSVita、2018年05月24日発売)

ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス(ニンテンドー3DS、2018年11月29日発売)

アニメ作品

ペルソナ~トリニティ・ソウル~(2008年01月05日~2008年06月28日)

PERSONA3 THE MOVIE(2013年11月23日公開(#1))

「ペルソナ3」シリーズの時系列


こうして見るとすっきりしていますね。
ナンバリングである「ペルソナ3」で描かれた一年間(2009年4月~2010年3月)から他作品を考えると、「ペルソナQ」のみが本筋の一年の間に起こったお話で、それ以外は全て本筋の一年が終了した後のお話になっています。
ただ10年後を描いたアニメ作品「ペルソナ~トリニティ・ソウル~」は、真田が登場するなど関係は確かにあるのですが、正当な続編というわけではなく、設定に違いがある「パラレル」と捉えるのが正しいようです。

一応時系列順に俯瞰してみましたが、実際にプレイ・視聴される際は、特にこの括りに拘る必要はありません
どの作品も基本それだけで完結していますので、ご自身が手を出したいものから手を出すのがベスト!

ただ本筋の一年を追いたいのであれば、時間があってゲームをプレイしたい方は「ペルソナ3ポータブル」、時間のない方は「PERSONA3 THE MOVIE」を4作全て視聴するのがオススメですね。
原作のゲームはPS2なので、最近のゲームに慣れている方には少々古典気味で取っつきにくいかと思いますので。

ペルソナ3(PS2、2006年7月13日発売)

イントロダクション

2009年4月。
10年前に両親を事故で亡くし、親戚に育てられた主人公は、家庭の事情で小中高一貫校である月光館学園の高等部に編入することになった。
しかし、学生寮に入寮して間もなく、彼は異形の怪物・シャドウに襲われ、秘められていたペルソナ能力を覚醒させてしまう。
それがきっかけで、主人公は隠された世界の真実の一端を知らされることになる。

かんたん解説
オシャレな音楽、スタイリッシュな戦闘、個性的なキャラ、そして重厚なストーリー。
これまでのペルソナシリーズとは雰囲気を異にする全く新たな「ペルソナ」が打ち出されています。
メガテンからのお家芸であるダークファンタジー風の非日常を楽しめるだけでなく、ある種ギャルゲー的な、学生の何気ない日常生活も味わえるという緩急が素晴らしい作品です。
とにかく劇中の一日一日が、現実の様に何気なく過ぎていく一面と、まさにファンタジーらしい濃厚な一面を併せ持っており、本作の独特のゲーム体験を生み出しています。
現在の最新作と比較すると、ゲームとして調整不足な点もやや目立ちますが、当時のゲームとしては出色の出来であることは間違いないのではないでしょうか。

ペルソナ3FES(PS2、2007年4月19日発売)

イントロダクション

月光館学園の特別課外活動部に所属するペルソナ使い達は1年間に渡る幾多の苦難を制し、ようやくこの街にも平和が訪れたかに思われた。
2010年3月31日。
特別課外活動部の面々は、寮の閉鎖を前に、ささやかな最後のお別れパーティを開く。
迫る午前0時を穏やかな気持ちで迎え、召喚器も2度と使われることはないかに思われた。
しかし0時になった瞬間、ペルソナ使い達は違和感を覚える。翌日になったはずなのにニュースや携帯・時計の日付がいずれも「2010年3月31日」のままだったのだ。
そして、「アイギスの妹」と名乗る謎の少女型機械・メティスが特別課外活動部の面々を襲撃してきたことがきっかけとなり、アイギスは主人公と同じ“ワイルド”の力に覚醒する。
やがて、メティスを仲間に加えたアイギス達は繰り返される一日を終わらせるため、「時の狭間」という空間に向かう。閉ざされた「未来」を切り拓くため、ペルソナ使い達の戦いが再び始まった。

かんたん解説
本編のみならず、後日談に当たる「Episode Aegis」が追加された完全版。
他にもHARDモードの追加や、システム面のバランスが調整されています。

ただ「Episode Aegis」は少々物議を醸すストーリーになっており、現在まで賛否両論分かれるところです。
特に仲間内での対立が描かれている点は、本編を楽しんだファンには中々受入れ辛い印象がありますね。
システム面については、HARDモード固定など意外と厳しい縛りがあるため、難易度は高め。

ペルソナ3ポータブル(PSP、2009年11月1日発売)

イントロダクション

2009年4月。
10年前に両親を事故で亡くし、親戚に育てられた主人公は、家庭の事情で小中高一貫校である月光館学園の高等部に編入することになった。
しかし、学生寮に入寮して間もなく、彼は異形の怪物・シャドウに襲われ、秘められていたペルソナ能力を覚醒させてしまう。
それがきっかけで、主人公は隠された世界の真実の一端を知らされることになる。

かんたん解説
「ペルソナ3」の物語をゲームでプレイしたい方に現時点で一番オススメなのが、本作です。
PSVitaでもダウンロード版をプレイすることが出来ますから、PSPを持っていなくても大丈夫です。
Best版も発売されており、価格も2376円(税込)とリーズナブル!

女性主人公やベルベットルームの新住人・テオドアが追加されており、キャラクターの追加に付随する各イベント・コミュに変更が加えられています。
ストーリーとしては「FES」で追加された「Episode Aegis」は収録されておらず、「ペルソナ3」本編のみ。
「携帯機でペルソナ3が楽しめる!」という非常に魅了的な作品ではありますが、ハードスペックの差により、マップが3Dから2Dに変更されていたり、アニメーションが一枚絵だったりと残念な点も散見しています。

ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(PS3、XBOX360、2012年7月26日発売)

イントロダクション

世間を騒がせていた稲羽市の「怪奇連続殺人事件」が解決し、三年生に進級した鳴上は2012年5月、ゴールデンウィークを利用して再び稲羽市に再訪した。
町では新たな噂で持ちきりとなっていた。
それは雨の夜、消えているテレビを覗くと見えるという不思議な番組『P-1 Grand Prix』であった。『決死の格闘ショウ』と名打たれた番組では、出場選手としてでっち上げられた自分達の姿と、普段と装いの違うクマの姿があった。

かんたん解説
ペルソナシリーズ初の格ゲー、通称「P4U」です。
「ペルソナ4」の派生作品という位置づけなので、あくまでも「3」のキャラはゲスト扱い。
プレイアブルキャラもいますので、「3」のファンでも楽しめるとは思いますが、それでも「4」の世界観を理解した後の方が作品を余すことなく堪能できると思います。

私もそうでしたが、格ゲー初心者の方でも適当にコマンドを入力していればそれっぽいコンボに繋がるように調整されていますので、ゲームプレイに関しては問題ないです。
「格ゲー」であることが敷居になっていて手が出せないという方は是非安心してプレイしてみてください!

ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド(PS3、2014年8月28日発売)

イントロダクション

鳴上ら『自称特別捜査隊』と、美鶴達『シャドウワーカー』は稲羽市で発生した事件の真相を追うも、救出したラビリスの記憶領域には「黒幕」の手掛かりはなく、捜査は暗礁に乗り上げてしまう。
一方で手に入れた情報から過去に因縁のある「ある男」の存在が浮かび上がる。

かんたん解説
「P4U」の続編にして完結編。通称「P4U2」です。
前作では「ペルソナ3」からの参戦キャラが美鶴、真田、アイギス、エリザベスと少なかったですが、本作ではさらにゆかり、順平、天田(+コロマル)がプレイアブルキャラに加わっています。
「P4U」で始まった一連の事件が解決しますので、前作をプレイして楽しめた方は続けてこちらもプレイされることをオススメします!

ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス(3DS、2014年6月5日発売)

イントロダクション

エリザベスが待つベルベットルームを訪れた主人公はイゴール不在で二人きりになった時、奇妙な既視感を覚える。
風邪で寮に臥していた筈なのに「彼」と出逢った。
二人は「彼」と「ある事件」の記憶を辿っていく。
数日前、主人公が通う「月光館学園」文化祭が台風で中止に。
仲間たち「特別課外活動部」が残念がっていると、どこからともなく不思議な鐘の音が聞こえる。
突然真っ暗になったかと思うと、彼らは全員、ベルベットルームにワープしている。
彼らはベルベットルームごと異変に巻き込まれるが何とか持ちこたえる。
しかし気が付くと、そこは見知らぬ高校の文化祭会場だった。
事態の把握のために様子を伺っていると、同じ年代の高校生たちが現れる。
マーガレットの、「ベルベットルームでは、意味のないことは起こらない」という言葉のもと、シャドウの気配がする部屋へはいっていく…。

かんたん解説
「ペルソナ3」と「ペルソナ4」のキャラクターが時空を超えて一堂に会するお祭り作品。
システムはアトラスの代表作「世界樹シリーズ」を基礎としており、ダンジョンをマッピングしながら進むRPGとなっています。
戦闘システムはペルソナと世界樹の折衷のような仕上がりで、パーティは世界樹に準拠した前衛後衛の編成で、状況に従いペルソナを付け替えて戦うというもの。
本来は決して交わることのない両作品の「高校時代」のキャラクターたちが正に夢の競演を果たす意欲作で、両作品のファンであればあるほどに楽しめる作品に仕上がっています。

「ペルソナ3」は知っているけど「ペルソナ4」は知らないという方でも、少々違和感はあるかもしれませんが十分楽しめるのではないかと。
パーティ全員を「3」のキャラで固めることも出来ますので、なんか新キャラがいっぱい増えたなくらいの感覚でプレイ出来ると思いますよ。

ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト(PS4/PSVita、2018年05月24日発売)

かんたん解説
「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」の系譜を継ぐ音ゲー。
ペルソナ5のキャラクターと楽曲を扱った「ペルソナ5 ダンシング・スターナイト」と同時発売されました。
詳細については後日追記!

ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス(ニンテンドー3DS、2018年11月29日発売)

かんたん解説
ペルソナのメインキャラクターが一堂に会する“お祭りゲー”第二弾!
今回は前作で活躍した「ペルソナ3」、「ペルソナ4」に加えて「ペルソナ5」のペルソナ使いたちが登場します。
さらにペルソナ3の女主人公も!?
ペルソナ5の怪盗団を主軸に物語が展開するようですが、詳細はまだまだ不明ですので発売後に追記したいと思います。
怪盗団の次なる一手に刮目せよ!
PVはこちら↓↓

ペルソナ~トリニティ・ソウル~(2008年1月5日~2008年6月28日)

イントロダクション

日本海に面した富山県の新興都市“綾凪市”。
10年前から東京の親類に預けられていた神郷慎と洵の兄弟は、兄である諒のいる実家に戻ってきた。
綾凪市ではいくつかの怪奇事件が発生していた。
富山湾の潜水艇の中からは乗組員が姿を消し、市内には10年ぶりに無気力症の人々が現れ、何人もの学生が、皮膚の表裏が反転した無惨な死体となって発見された。
綾凪警察署長である諒は“ペルソナ”を武器に、秘密裏に一連の事件に関係する組織を追う。
慎らもまた事件に巻き込まれていく中で“ペルソナ”を発現させる。

かんたん解説
「ペルソナ」初のオリジナルアニメーション作品。
「ペルソナ3」を下地に、その10年後のパラレルワールドを描いた作品として制作されたわけですが、正直「3」要素は真田が出てくることくらい。
それ以外は本作オリジナルのキャラがオリジナルの舞台でオリジナルの事件を追うことが物語の筋です。
なので「ペルソナ3」ファンが必ず視聴しなければならないわけでもないですし、そもそもペルソナファン向けに作られていない節を感じます。
「若い少年少女の日常とペルソナとシャドウのバトルという非日常」を期待するとかなりの肩透かしをくらいますが、本作独特の「日常の中の異様」は上手く描写されているので、むしろペルソナと思わなければ思わないほどに味を感じられるのかもしれません。

PERSONA3 THE MOVIE(2013年11月23日公開(#1))

イントロダクション(#1)

1日と1日の狭間にある隠された時間「影時間」。
街は動きを止め、人々はオブジェへと姿を変える。
そこにはびこる異形の怪物「シャドウ」。
それらに対抗できるのは、ペルソナという特殊な力を持つ者だけ。
私立月光館学園に転校してきた主人公・結城理はペルソナの力に覚醒し、同じペルソナ使いたちで構成された特別課外活動部へと引き入れられる。
彼らはそれぞれ目的のため、影時間の深層を追ううち、想像を絶する運命と対峙する—。

かんたん解説
「#1 Spring of Birth」、「#2 midsummer Knight’s Dream」、「#3 Falling Down」、「#4 Winter of Rebirth」四部構成となっています。
劇場アニメということで、どの作品も臨場感が素晴らしい
ストーリーは原作の筋をブラッシュアップして、不必要な部分はしっかり削っているので、通して見ると理解しやすい構造になっていると思います。
ただ限られた時間の中でゲーム一本分をまとめなければならないので、駆け足気味なところが無いわけではないですね。
ただこれもゲームをプレイした上だからこそそう感じるのであって、アニメから「ペルソナ3」に触れた方はどう感じるのかはちょっと分からないです。多分違和感なく物語を楽しめるんじゃないかと思いますが。

ゲームのシナリオをしっかりと追っているので、ラストはやっぱりああいう結末なわけですが、アニメになったことでより説得力というか、こちら側に訴えかける力が強くなっている印象。
グッドでもバッドでもない、トゥルーのエンディングの余韻を是非、堪能してみて下さい!

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