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今、冒険が進化する。アニメ「デジモン」シリーズ全作品を簡単解説!

今、冒険が進化する。アニメ「デジモン」シリーズ全作品を簡単解説!
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1997年に携帯型ゲーム機としてその長い歴史の幕を開けた「デジタルモンスター」シリーズ。略して「デジモン」

「デジモン」とは、ネットワーク世界に生息する作品オリジナルの生命体を指しています。
デジモンは多くの種類が存在し、それぞれ属性や世代に分類することが可能になっており、個々のキャラのバリエーションも豊富!
人間型のデジモンがいたと思えば、動物モチーフのものもいたり、はたまた機械化されたものもいたりと、個性的なキャラクターばかり。
シリーズの幕開けとなる携帯ゲーム機においてプレイヤーは、この「デジモン」を育成・進化させ、他のデジモンとバトルさせることが出来ました。

その後活躍の場をさらに広げていき、1999年、デジモンシリーズ初のテレビアニメーション「デジモンアドベンチャー」の放送が開始されます。
これをきっかけに、現在まで多くのテレビシリーズが放送されることとなり、人気を博してきました。
ここでは、そんなデジモンのアニメシリーズに焦点を当て、今はデジモンを見ていないけど当時ハマっていた人や、これからデジモンシリーズのアニメを見たいけどどれから見れば分からないという人に向けて、シリーズ間の関係性や、各シリーズの簡単な概要についてまとめていきます。

シリーズ全体を見通しやすくするため、映画版は「デジモンアドベンチャー tri.」を除いて割愛。
いずれ個々のシリーズごとに映画版も含めてより詳細な解説記事を書いていきたいと思います。

放送順に要点だけ!アニメ「デジモンシリーズ」全作品一覧

デジモンアドベンチャー(放送日:1999年3月7日~2000年3月26日)

デジモンアドベンチャー02(放送日:2000年4月2日~2001年3月25日)

デジモンテイマーズ(放送日:2001年4月1日~2002年3月31日)

デジモンフロンティア(放送日:2002年4月7日~2003年3月30日)

デジタルモンスター セヴォリューション(放送日:2015年1月3日)

デジモンセイバーズ(放送日:2006年4月2日~2007年3月25日)

デジモンクロスウォーズ(放送日:2010年7月6日~2011年3月8日)

デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国(放送日:2011年4月3日~2011年9月25日)

デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち(放送日:2011年10月2日~2012年3月25日)

デジモンアドベンチャー tri.(上映日:2015年11月21日(第1章))

デジモンユニバース アプリモンスターズ(放送日:2016年10月1日~)

アニメ「デジモン」シリーズの関係性


多くの作品が独自の世界観で物語が展開しますが、「デジモンと人間の成長もの」が本筋になる点は基本的にどの作品も根底で共有しています。
パートナーデジモンのいない「フロンティア」やデジモンのみのお話の「セヴォリューション」など例外はありますが、それ以外は必ず人間とパートナーのデジモンを中心にストーリーが動いていきます

デジモンアドベンチャー(放送日:1999年3月7日~2000年3月26日)

イントロダクション

1999年8月1日。
子供会のサマーキャンプに来ていた小学生の八神太一、武之内空、石田ヤマト、泉光子郎、太刀川ミミ、城戸丈、高石タケルの7人は突然の吹雪を他の子供達から離れて、山にあった祠に隠れてやり過ごしていた。
しかし、その祠の外に出た直後、日本で発生するはずのないオーロラを目撃、さらに謎の機械が降り注いだ。さらに7人の子供達はその機械の謎の力で発生した大瀑布に吸い込まれ、気がつくと未知の場所にたどり着き、そこで自分達を待っていたと言う「デジタルモンスター」と名乗る謎の生物達と出会う。
そして子供達とパートナーデジモン達の、長くて短いひと夏の冒険が始まった。

かんたん解説
伝説の始まり。記念すべきデジモンアニメ第一作です。
所謂「異世界もの」で、デジタルワールドという異世界へと飛ばされた少年少女が「デジモン」と出会い冒険を重ねる中で心身共に成長していく物語です。
人間だけでも8人ものメインキャラがいる非常にキャラの多い作品ですが、一年間丁寧に物語を描き、個々を掘り下げることから逃げない作品作りがされているため、どのキャラも個性的で、どんどん思い入れが深くなっていきます。
基本がファンタジーだからこそリアリティを持たせるためなのかもしれませんが、キャラ一人一人の背景、家庭環境、心情までしっかりとした設定が作り込まれていて、そういった部分だけ切り取ると子供向けとはおよそ思えないほど。
しかしストーリーは王道で、変にジメジメした展開もないので、バランス感が非常に上手く仕上がっているという印象を受けますね。

ストーリーは長いですが、途中で舞台が現実世界に移るなど視聴者を飽きさせない工夫が随所に見られます。
視聴者が異世界であるはずのデジタルワールドの風景に慣れてきた辺りで主人公たちが現実の世界に帰る展開になるのは、単純に上手いなぁと感じました。
現実世界にデジモンが進行してくる様子も、現実と非現実が交差したような新鮮な感覚を受けるので、映像にどんどん引き込まれていきます。

「進化」という概念を備えたデジモンの存在も物語の大きなポイントです。
ベタと言えばベタですが、ピンチに陥ったときにパートナー間の絆が深まることで「進化」するデジモンの姿には燃えるものがあります。
元は非常にかわいらしい姿のデジモンたちが、進化を重ねるごとにどんどん格好良く、そして強くなっていく場面は何度見ても手に汗握りますねー。

もう一点、デジモンに欠かせないのが音楽です。
オープニング、エンディングはもちろんですが、特に進化のシーンや戦闘シーンで挿入される音楽は、当時視聴していた世代の人たちが今でも頭の中に流せるほど印象深いものになっています。

その後に様々展開するアニメシリーズの原点にあたる作品ですが、個人的には一番好きな作品です。
人間も、デジモンも、描写することから逃げない。
だからこそ物語を通して互いの絆を色濃く感じることが出来るし、ピンチからの攻勢に手に汗握ることが出来る。そんな作品ですね。

デジモンアドベンチャー02(放送日:2000年4月2日~2001年3月25日)

イントロダクション

八神太一達の冒険から3年後の2002年。
デジタルワールドはデジモンカイザーと名乗る少年に支配されていた。
デジモンカイザーは進化を抑えるダークタワー、デジモンを操るイービルリングを使い、デジモン達を混乱に陥れていた。

かんたん解説
「デジモンアドベンチャー」シリーズ第二作。
一作目から3年後が舞台で、メインは本作オリジナルのキャラ達ですが、成長した一作目のメインキャラも物語が進むにつれて活躍を見せてくれます。

前作の段で、人間キャラをしっかり掘り下げることが魅力という趣旨の話をしましたが、本作ではその点は残念ながらおざなり。
メインキャラ数は前作以下にも関わらず、あまりキャラクターのバックグラウンドに焦点を当てたり、成長するような展開は見られませんでした。
この点は個人的に残念なところですね。

デジモンテイマーズ(放送日:2001年4月1日~2002年3月31日)

イントロダクション

ふとしたきっかけで自分が描いたデジモンが実体化してしまい憧れであった本物のテイマーになってしまったタカト。
他のテイマーやデジモンを消滅させようとする謎の組織と時に協力し、時に敵対するうちに現実世界とデジタルワールド双方を巻き込む戦乱に巻き込まれていく。

かんたん解説
前二作から世界観を一新した新シリーズ。
「デジモンアドベンチャー」の雰囲気とはまた違う、本作ならではの独自色がはっきりと見える作品です。

特に前作までと異なるのは、人間がデジモンと“一緒”に戦うという点。
これまでもデジヴァイスを通して人間がデジモンと共に戦ってきましたが、本作では人間がデジモンに様々な能力を付与するカードをデジヴァイスにスラッシュ!するという重要な役割があるためこれまで以上にデジモンと“一緒”に戦っている感があります。
また究極体へは人間と合体することで進化するというのも、より“一緒”に戦うというイメージを増強させています。

序盤はデジタルワールドではなく、現実世界が舞台というのもこれまでと違う点ですね。
ストーリー中盤からはデジタルワールドに赴く展開もありますが、前作までのデジタルワールドとは様相の異なる別世界になっています。

個人的にテイマーズで好きな点は、“敵の異様さ”ですね。
中盤の十二神将、特にマクラモンの底の知れない不気味さや、終盤の敵であるデ・リーパーのトラウマ製造機っぷりは強烈で、子供泣かせな展開も数知れません。
そこが逆に他作品との差別化を印象付けるのでお気に入りです。

あ、あとテイルモンがとにかく可愛い!
少し間延びした喋り方も含めてめちゃくちゃキュートです。

デジモンフロンティア(放送日:2002年4月7日~2003年3月30日)

イントロダクション

西暦2000年、日常生活に退屈していた神原拓也は、弟・信也の誕生日の日に携帯電話から謎のメールを受け取り、その指示に従い同じメールを受け取った謎の少年と共に、渋谷駅の地下へ向かいトレイルモンに乗り込む。
そして同乗していた織本泉、柴山純平、氷見友樹とともに未知の世界・デジタルワールドへとたどり着く。

かんたん解説
アニメデジモン第四作目は、パートナーデジモンが存在せず、人間がスピリットという特殊アイテムでデジモンへと変身するという意欲的な設定の物語です。
前作では人間とデジモンが合体することで究極体へと進化していましたが、その設定をさらに一段階進めた感じ。
この設定を受け入れられるかどうかが本作を楽しめるかどうかの分水嶺という印象ですね。

ただそこを乗り越えても、色々と残念な点が目立ちます。
例えば後半になるほどおざなりになる一部のメインキャラ。
「02」の段でも触れましたが、メインキャラなのに空気になってしまうというのは如何なものかと。
一作目ではそこを重要視した丁寧な物語を作っていたのに、シリーズを重ねるほど手が抜かれていくのは非常に残念でした。

デジタルモンスター セヴォリューション(放送日:2015年1月3日)

イントロダクション

現代ネットワークとともに発生・発展していった仮想空間デジタルワールドでは、ホストコンピュータ「イグドラシル」が世界のすべてを管理しており、デジタル生命体である「デジモン」が誕生していた。
しかし、デジモンの個体数の増加と共にデジタルワールドはパンク寸前の状態となっていった。
そのため、イグドラシルは旧デジタルワールドを消去し、新デジタルワールドを創るためすべてのデジモンを消去する「Xプログラム」を発動させた。

かんたん解説
フルCGかつ大人向けなストーリー、人間が登場せずデジモンのみで話が進むなど意欲作に仕上がっています。
テレビスペシャルとして制作されたため、ストーリーの展開が早く、逆に色々と詰め込み過ぎているような印象も受けますが、全体としてはちゃんと一本でまとめていると思います。
ストーリー自体はかなり暗めで、退廃的な世界で争い合うデジモンたちが描かれています。

これまでのアニメシリーズとは雰囲気を異にしていますが、これまでの作品で活躍したデジモンが多く登場し、声優も当時声を当てていた方が担当しているなどファンならニヤリとするサービスも。

デジモンセイバーズ(放送日:2006年4月2日~2007年3月25日)

イントロダクション

3度の飯よりケンカが好きな少年・大門大。
ある日、ケンカに明け暮れていた大の前に、恐竜のような姿をした奇妙な生物が現れる。
その奇妙な生物「アグモン」は異世界「デジタルワールド」からやってきた「デジタルモンスター」だった。
大とアグモンはケンカを通じて意気投合する。ところが、アグモンはデジモン事件の捜査組織「DATS(ダット)」から追われているはぐれデジモンだった。
大からアグモンを取り戻そうとするDATS。
追われる大とアグモンの前に、成熟期デジモン・コカトリモンが現れる。
その巨大な姿に闘争心を書きたてられた大は、コカトリモンに戦いを挑む。
コカトリモンに一撃を加えた大の拳に「デジソウル」が宿る。
大のデジソウルを受け取ったアグモンはジオグレイモンに進化し、コカトリモンを倒すのだった。
その様子を見たDATSの司令官・薩摩は大とアグモンをDATSに正式にスカウトする。
かくして、ケンカ番長・大門大はアグモンを率いて人間界を脅かすデジモンの脅威に立ち向かうことになるのだった。

かんたん解説
「フロンティア」から三年の月日を経て制作されたアニメシリーズ第五作!
心機一転の仕切り直しという意味なのか、主人公のパートナーは「デジモンアドベンチャー」以来のアグモンになっています。
また新シリーズということでこれまでとの差別化のために、メインのキャラの年齢が引き上がり中学生となっています。

「フロンティア」では「人間がデジモンになる」という設定を受け入れられるかが作品を楽しめるかの分水嶺でしたが、本作は「主人公大門大がデジモンを拳で倒す」という展開を許容できるかが分水嶺ですね。
拳で語り合う熱い展開!と了承できれば本作は十分楽しめるのかなと思います。

終盤ロイヤルナイツが敵として立ち塞がるなど、往年のデジモンファンにも嬉しい展開があります!

デジモンクロスウォーズ(放送日:2010年7月6日~2011年3月8日)

イントロダクション

ある日、中学1年生の少年・工藤タイキは謎の声の問いかけに答え、デジモンクロスローダーを手に入れ、「ジェネラル」に選ばれた。
そのままデジタルワールドに呼び込まれたタイキはそこで出会ったシャウトモンや仲間たちと共にデジタルワールドの危機に立ち向かう。

かんたん解説
「セイバーズ」以来久々のアニメシリーズということもあってか、デジモンの基本設定にかなりの変更がなされています。
まず、「世代」や「属性」の概念は完全に消滅し、全てのデジモンが横並びの関係になりました。
これにより「進化」という概念もなくなり、デジモンの強化はデジクロスという「合体」によって行われます。

複数の勢力による軍団バトルを描きたかった節があり、ストーリーを進めるにつれて続々と仲間デジモンを増やしていく展開になるのですが、それが逆に空気になるキャラを生み出してしまっているのは仕方ないとはいえ残念。
全体としてこれまでの作品以上に子供向けに作られているので、気軽に見る上では実は最適なんじゃないかと思います。

デジモンクロスウォーズ 悪のデスジェネラルと七つの王国(放送日:2011年4月3日~2011年9月25日)

イントロダクション

東京でのタクティモンとの決戦を終え、タイキとシャウトモンはアカリとゼンジロウに別れを告げ、再びデジタルワールドへ戻った。
ところがデジタルワールドはバグラモンによって再統合され「ランド」と呼ばれる7つの国に分裂、それぞれの国はバグラ軍が率いるバグラ七将軍「デスジェネラル」によって支配されていることをタイキ達は知らされる。
シャウトモンの新たなる力「超進化」と共にタイキの新たな戦いが幕を開ける。

かんたん解説
サブタイトルが追加されていますが、物語は前作の延長線上
バグラモンとの戦いの第二ラウンド(最終ラウンド)を描いた作品になっています。

デスジェネラルという7体のデジモンを倒しながらバグラモンのいる大魔殿に向かうという正直面白みもないストーリーで、意外性のある展開もないわけですが、まぁ前作同様気楽に見る分には楽しめるかなーという印象。
デジクロスでどんどんデジモンが合体し強大になっていくのは視覚的に映えますし、特に最終形態はとにかく盛れるものは全部盛っておけ!といった状態で結構圧倒されました。

デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち(放送日:2011年10月2日~2012年3月25日)

イントロダクション

ダークネスバグラモンを倒してデジタルワールドに平和を取り戻してから1年後、タイキはかつてのライバルであったユウ、後輩の明石タギルと共にストリートバスケチーム「クロスハート」を結成し、平和な日々を過ごしていた。
そんなある日、タギルは異世界「デジクオーツ」へと迷い込んでしまう。
タギルはそこで、ガムドラモンと出会い、デジモンハントに参加する事になる。

かんたん解説
「クロスウォーズ」第三期。
前作でバグラモン一派との戦いが終結したので、ここで主人公が交代します。
ストーリーも「デジクオーツ」という異界でデジモンをハントしていくというものに変わり、これまでのクロスウォーズ特有の軍団バトルは廃止されてしまい、デジクロスにも制限がかかっています。
この辺を新展開と受け入れるか、「クロスウォーズ」の根底が揺らいだと受け取るかで評価は分かれるかもしれません。

これまで同様深みのある話はないので、気楽に視聴する上では良いのかもしれません。
ただシリーズ全体として一年以上続けてきたにも関わらず、他シリーズと比べるとあまりにも印象に残る部分が少ないのは残念です。

印象に残るのも終盤のみで、それも「歴代のキャラクターが時空を超えて助けに来る」という他シリーズにおんぶにだっこな展開。
ただこの歴代キャラの参戦は、古参のデジモンファンであればあるほどに感涙を誘うお祭りっぷりに仕上がっています。

デジモンアドベンチャー tri.(上映日:2015年11月21日(第1章))

イントロダクション(第1章)

埠頭の水面が朝陽を受けて揺らぐころ-
「バンッ」
目覚まし時計を勢いよく止める手。
乱雑に絡まった布団を蹴って、低く唸りながら伸びをする。
カーテンからこぼれる光が当たるのは、机に置かれた”あの日”の集合写真。
「いってらっしゃい、お兄ちゃん」
送り出す声を背中に、ドタバタと家を飛び出していく。
立ち漕ぎの自転車から見上げた先には、青い初夏の空―
八神太一、17歳、高校生。
今、再び 冒険が進化する―

かんたん解説
「デジモンアドベンチャー」シリーズ最新作、「02」から3年後を舞台に、再び8人の「選ばれし子供たち」を主軸にした冒険が幕を開ける!
全6章構成で、2018年3月時点で5章まで公開されています。
高校生になった初代の主人公たちが、当時とは違った悩みや心境を抱きながら、再びパートナーデジモンたちと共に戦いに身を投じていく物語ですが、現時点では当時ファンであればあるほど違和感を感じる展開になってしまっています。
進化バンクや挿入歌など、当時ファンに訴求するツボは押さえているのですが、逆にそこに頼り切ってしまっているというのが正直な感想です。
ストーリーはあまり明瞭でなく、何がしたいのか、何をすれば問題が解決するのかが綺麗に見えてこないのでモヤモヤする感じに。
まだ完結していないので何とも言えませんが、「デジモンアドベンチャー」、「デジモンアドベンチャー02」の雰囲気を期待すると高確率で肩透かしを食らうことになると思います。

デジモンユニバース アプリモンスターズ(放送日:2016年10月1日~)

イントロダクション

「2045年、人工知能が人間を超える?」
そんな予測とは無縁の中学生・新海ハルは、ごく当たり前に日々を送っている。
とりたてて悪くもないが、どこかで「自分は主人公キャラじゃない」とボンヤリ考えている時、スマホから妙なモンスター「ガッチモン」が飛び出してきた。
ガッチモンはネットの最深部にいる「アイツ」から逃げてリアルワールドにやってきたのだという。
程なくしてハルの周囲にはガッチモンと同族のモンスター「アプモン」の仕業らしき奇妙な現象が起き始める。
「今こそホントの主人公になるんだ!」と決意したハルはガッチモンとバディを組み、リアルとネット、二つの世界を救うためのアプモン活動を始めることにした。

かんたん解説
デジモンユニバースということで、デジモン関連ではあるのですが、登場するのはアプモンという人間の生活に関わる様々な「アプリ」由来の生命体です。
「クロスウォーズ」のように進化の概念は無くなっており、強化は「アプリンク」、「アプ合体」という「クロスウォーズ」でいうところの「デジクロス」のようなものに置き換わっています。
スマホアプリ、人工知能と、昨今のIT事情を取り入れた作品作りがなされているので割と現代の子供には受け入れられやすいのかなとも思うのですが、実際はどうなんでしょうね。

作品の根底に漂う雰囲気は「クロスウォーズ」に近いものが感じられ、全力で子供向けに作られており、あまり深く考えて見ないのが正解といった感じです。
また「デジモンユニバース」を謳っていますが、デジモンらしさは皆無で、せいぜいがアプモンの名前が「~モン」ということくらい。
今時分、電脳世界なんて設定も別段珍しいものでは無いので、わざわざ「デジモン」の名を冠する必要性がどれほどあったのかはちょっと見えてこないです。

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